2012年10月5日金曜日
8月の活動報告~その4 福島市「太陽」講演会(上)
2012年9月23日日曜日
8月の活動報告~その3 宇治キャンプで大流星に遭遇!
2012年9月10日月曜日
8月の活動報告~その2 岩手県山田町を訪ねて(下)
山田町では、「ホテル ビジネスインやまだ」という高台に新しく作られたホテルに投宿しました。当初は民宿に泊まって、地元の人の話を聞くという心積もりでしたが、余りにも到着時刻が遅くなったので、ホテルの方が、迷惑をかけることが少ないと考えたためです。何もかも新しかったので、居心地は大変良かったです。 出前授業の後、ホテルに戻り、一階にある「浜処いっぷく」で食べた「復興三色丼」は、最高においしかったです! やはり、海のものは海の近くで食べるのが一番です。
http://inn-yamada.jp/02_restaurant/index.html
かなり、脱線したので、2日目(8月12日)の出前授業に話をすすめます。
2日目は、ソーマキューブという、立体パズル作りをしました。 (午前 こども 6名、 午後 こども 3名) 午前中に参加した5年生の男の子2人は、黙々と作業に取り組んでいましたが、上級生だけあって、のみこみもよく、ていねいに色を塗って仕上げていました。(ちょっと慎重すぎるくらい。男の子の方が慎重?) 午後の3人は、前日も参加した女の子たちだったので、かなり打ち解けて、やや騒がしいほどになりました。あまり声が大きくなりすぎると、「ここは仮設だよ!」とこどもたち同士で注意しあっていたことが、心に残っています。説明が遅れましたが、この出前授業(サマーチャレンジ)の会場は、すべて仮設住宅の集会所をお借りして実施しました。
ご担当、ご案内くださった社協の職員の方(ご自身も津波で住居を失い、仮設でお暮らしだそうです)のお話では、山田町だけで、45箇所の仮設住宅があるそうです。高台移転という合意はようやくできたものの、具体的な住宅建設予定地などは、まだほとんど白紙の状態、とのお話でした。真の復興への道のりは、まだまだ険しい、と感じました。岩手や宮城に、いつまた行けるかわかりませんが、何とか機会を作って、被災地の実情を見聞し、伝えていきたい、と思っています。山田町でお世話になったみなさん、有難うございました。 (滝澤)
2012年9月7日金曜日
9月9日(日) ドイツの経験を聞く~
アンゲリカ・クラウセンさんを迎えて
脱原発と再生可能エネルギーの推進を考える
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アンゲリカ・クラウセン(I P P N Wドイツ支部議長)を迎えて~
脱原発と再生可能エネルギーの推進に向けてドイツの経験を聞く
日時:9月9日(日)午後2時~4時半
会場:西宮市大学交流センター
阪急西宮北口駅北東
ACTA西宮東館6階
http://www.actafan.com/map.html
フクシマ原発事故により大量の放射能が放出され、広大な放射能汚染地では何百万人もの人々が放射能と闘いながら日々暮らすことを余儀なくされています。東京電力福島第一原発では高汚染の中で被ばくしながら多くの労働者が事故処理作業にあたっています。事故発生から1年半経っても事故は収束していません。国と電力会社は、原発推進の結果起こしたフクシマ事故とその被害について、真摯に反省することもなく、大飯原発の再稼働を強行しました。「フクシマを繰り返させない」ためにも、大飯原発を停止させ、各地の原発再稼働を許さず、脱原発と再生可能エネルギーへのすみやかな転換を実現させなければなりません。
8月末に広島で開催された「核戦争防止国際医師会議」(IPPNW)世界大会に参加するため、IPPNWドイツ支部議長のアンゲリカ・クラウセンさんが来日されています。26年前のチェルノブイリ事故による放射能は、原発周辺の国々だけでなく欧州全域、さらには北半球全体に広がりました。ドイツを含む欧州各国にも放射能の“ホットスポット”ができ、食品汚染や健康影響が問題となりました。チェルノブイリ事故を契機にドイツでは反原発運動が盛り上がり、脱原発と再生可能エネルギー推進へと大きく政策転換がなされました。IPPNWドイツ支部は、チェルノブイリ事故後ずっと、そして昨年フクシマ事故後に脱原発を決定的にしたドイツでの脱原発運動も積極的に担ってきたグループのひとつです。脱原発と再生可能エネルギーへの転換を運動の力で実現したドイツの経験を、アンゲリカさん来日の機会に、ぜひお聞きしたいと、急遽、講演・交流集会を持つことになりました。
ぜひご参加下さい!
●アンゲリカ・クラウセンさんのプロフィール

1970年代、学生時代から、反戦・核兵器反対・反原発原運動に参加。チェルノブイリ事故後は、幼かった二人の子どもとともに反原発デモに参加。1987年にIPPNWドイツ支部のメンバーになり、1998年から議長。ウクライナなどチェルノブイリ被災国を数回訪問し、現地の医師らと協力してIAEAなどによる被害の過小評価批判にも取組む。2003年、イラク戦争直後のイラクを訪問。IPPNWドイツ支部は、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)の創設団体のひとつでもあり、イラク南部バスラの医師らの疫学調査を支援するなど、ウラン兵器禁止にも積極的に取組んでいる。
本業は精神科医で、Bielefeldで開業。ドイツ在住のトルコ移民や、アフリカや中央アジアの紛争国から拷問などを経験してドイツに亡命・移住してきた人々のカウンセリングなどにも取組んでいる。
共催:チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西
原発の危険性を考える宝塚の会/新エネルギーをすすめる宝塚の会
資料代:700円 問い合わせ:「救援関西」事務局
2012年9月3日月曜日
8月の活動報告~その1 岩手県山田町を訪ねて(上)
初日の天体観測講座では、天文現象の解説に加えて、星座早見盤の工作も行いました。これは、「星ナビ」(アストロアーツ社の月刊天文雑誌)が10年ほど前に作成した台紙を、フリーでダウンロードできるものを利用しました。小学校低学年の児童も多かったため、上手に工作できるか、少し不安でしたが、切り出しが難しいところは、事前に切れ込みを入れておくなど、周到に準備していた(と自分でいうのもなんですが)ことが奏功し、みな、完成までこぎつけることができました。(参加者 午前 こども5名、午後 こども4名 大人~保護者 2名)
NPO花山星空ネットワークのご厚意で、ソーラープロジェクター(太陽観測装置)も持参していたのですが、あいにく曇り空となってしまい、太陽観測の実演はできませんでした。これはちょっぴり残念でした。
京都から山田町までは、たいへんな距離なので、前日の10日に前泊しました。10日の朝9時すぎに京都を立ち、キューブパズルの材料を受け取るため東京で途中下車、思いのほか時間を食い、盛岡発の山田町直通バスに乗り遅れるなどの若干のトラブルがあり、宮古からタクシーで山田町に着いたのは、晩の11時頃でした。遠距離をタクシーで移動したため、懐は大いに痛みましたが、運転手さんといろいろお話をすることができました。宮古は震災後、ボランティアの拠点となったらしく、たいへんなボランティアの人出に驚いたとのこと。旅館や飲食店はずいぶん売上があがったようだ、とおっしゃっていました。復興景気というものは、たしかにあるのでしょうが、やはり、一部の業種にかたよっているのかな、と思いました。
出前授業初日に出会ったこどもたちは、みな明るく元気で、こちらが元気をもらいました。午後にお父さん、お母さんといっしょに参加してくれた5年生の女の子は、国立天文台のペルセウス座流星群観測キャンペーンにも強い関心を示してくれ、観測レポートを「ぜひ、やりたい!」と言ってくれました。果たして、お天気の方はどうだったのでしょうか。 (滝澤)
やや不鮮明ですが、再開されたカキやホタテの養殖場が海上にみえます。(移動中のバスより撮影)
2012年8月7日火曜日
被災地を題材とした映画続々上映/大阪・第七芸術劇場

以前、「3月11日を生きて~石巻・門脇小・人々・ことば~」という映画を当ブログでご紹介しました。
http://kyoto-sien.blogspot.jp/2012/07/x.html
私は先日、観てきましたが、大地震、津波の襲来、避難のようす、避難所での一夜という時系列で、こども、先生、親たちのインタビューを淡々と綴ったよい作品でした。終業時刻が早かったために、早めに下校した低学年の子どもが7名津波で命を落とした、ということで、それは痛ましく、残念なことですが、在校中の子どもたちと先生は幸いにして無事避難することができた、という内容でした。この点は、多数の犠牲者を出した大川小学校と対照的で、今後の防災や災害時の避難を考える際の教訓も含まれていると思います。学校で繰り返し行っていた、津波対策の避難訓練通りの避難ができた、という校長先生のお話が印象的でした。
さて、大阪にあってシネ・ヌーヴォと並んで、映画通好みの渋いラインナップを誇る第七芸術劇場(ななげい)では、続々と被災地を題材としたドキュメンタリー映画が上映されます。
「第七芸術劇場」アクセス http://www.nanagei.com/access/access.html (阪急十三駅下車徒歩5分)
終映日が迫っていますが、現在、福島県相馬市で被災された女性を取材した「相馬看花 第一部奪われた土地の記憶」が10日まで上映中です。 (作品HP http://www.somakanka.com/)
また、上映日程未定ながら、晩夏公開ということで、「石巻市立湊小学校避難所」、さらに10月上旬公開予定で、「生き抜く 南三陸町 人々の一年」の2作品が控えています。被災地に心寄せる人は、ぜひ、こうしたドキュメンタリーをご覧になることをお薦めします。(滝澤)
(「石巻市立湊小学校避難所」の作品HP http://www.minatohinanjo.com/)
2012年8月1日水曜日
8月25日(土) 「太陽活動と気候変動」講演会/福島市・シャローム

昨年の原発事故後の4月下旬に、宮腰吉郎さんのご紹介でお訪ねした、福島市の社会福祉関係のNPO法人シャローム様のお招きで、今月の25日に「太陽活動と気候変動」というタイトルで講演をすることになりました。このような貴重な機会を作って下さったシャロームの大竹ご夫妻はじめ、関係者のみなさまに感謝します。
紹介文では、放射能汚染の調査や除染で活動したように書かれていますが、竜頭蛇尾で、十分な結果を出すことができず、申し訳なく思っております。
今回は、被災地支援といった位置付けではありませんが、自分の専門分野に関わるお話で、みなさまのご機嫌を伺いに参りたいと存じます。大人のための理科の出前授業イン福島という感じですが、小中学生にもわかるようにお話するつもりですので、お近くにお住まいのご縁のある方には、足をお運びいただけると幸いです。
猛暑のなか、「寒冷化」の可能性に言及するのも、心苦しいことですが、夏の怪談がわりに、お付き合い下さい。 (滝澤) (写真は、今年7月に出現した肉眼黒点:肉眼黒点とは、雲間越しなどに、肉眼でも観察できる黒点のことですが、目の健康のために肉眼で太陽を見ることは絶対にやめてください。肉眼黒点を見るには、金環食の際に出回った、「太陽グラス」をお使いになることをお薦めします)
http://www.nposhalom.net/pg392.html
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NPO法人シャローム
第104回教養講座「地元学を考える」
太陽活動と気候変動
<講師>
滝澤 寛 さん(京都大学大学院理学研究科附属天文台)
<日時>
平成24年8月25日(土)13:30~15:00
<場所>
まちなか夢工房 2階 オアシス広場
遠くはなれた太陽の活動の変化が地球へ及ぼす影響とは
今回は、京都大学大学院理学研究科附属天文台においてご活躍されている滝澤 寛さんをお招きします。滝澤さんは京都大学大学院において太陽活動の研究をされてきましたが、昨年度は、原発事故を経た福島の大地の汚染、そして除染の方法を調査すべく、志を同じくする学者の皆さまと一緒に何度も福島市に足を運ばれました。本講演では、太陽活動と気候変動の関連性について、お話をいただきます。
以下はご本人よりいただいた講演要旨です。
本講演では、太陽活動と気候変動の関連性について、お話をします。太陽表面に黒点がほとんど現れなかった中世のマウンダー極小期(1645~1715)と呼ばれる時代には、少なくともヨーロッパは寒冷化していたことが知られています。近年、2008年から2009年にかけて、太陽表面に黒点がまったく見られない無黒点日が続き、その累計が800日を超える(2005年~2011年)という100年ぶりともいえる異変が太陽で起きています。また、太陽活動には11年の周期が知られていますが、前の活動周期(第23期)では、その周期が、13年近くに伸びたことにも注目が集まりました。これらのことを含めて、太陽研究者は、太陽活動の低下とそれにともなう地球環境への影響(寒冷化の可能性も含めて)について、注目しています。本講演は、2年前にエントロピー学会関西セミナー(同志社大学)で行った「太陽活動と気候変動~太陽無黒点期と地球寒冷化の関連性」の原稿を下敷きに、その後解明された最新の研究成果も含めて、報告します。
参考文献「日経サイエンス」2012年8月号 「太陽異変」特集

