2012年1月9日月曜日

福島の中高生が蹴まりを楽しむ/京都・立命館大学

私たちの「京都で冬休み」プランは、無事終わりましたが、お正月の京都では、以下にご紹介するような企画もあったんですね。少数の限られた子どもたちやご家族をケアすることへの疑問や批判もないわけではありませんが、さまざまなグループが、全国各地で多彩な受け入れ活動を、各自の力量に見合った形で展開することには、重要な意義がある、と思っています。そうした小さな取り組みが積もり積もって、多くの人たちをサポートすることになるのだと思います。
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福島の中高生が蹴まりを楽しむ
NHKニュース・京都 01月09日 11時46分
 福島県から訪れた中学生や高校生が、蹴まりの神様をまつる京都の神社で蹴まりを楽しみました。
京都の立命館大学の学生たちは、震災と原発事故について考える授業の一環として福島県の中学生と高校生などあわせて10人を3泊4日の日程で京都市に招き、世界遺産に登録されている各地の寺などを回っています。
一行はきょう蹴まりの神様をまつる京都市上京区の白峯神宮を訪れ、サッカーJ2の京都サンガのユースチームの選手や蹴まりの保存会の人たちと神社の境内に設けられた「鞠庭」で蹴まりを楽しみました。
初めのうちはなかなかうまく蹴り続けられませんでしたが5回ほど「まり」を蹴りつなぐと、生徒たちから歓声があがっていました。福島県郡山市の高校2年生の男子生徒は、「自分が落とさないようにどきどきしながら夢中で続けた。歴史のある京都で蹴まりを楽しむことができてとてもいい思い出になった」と話していました。

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