311から、1年が経とうとしています。このブログでも、何回か思うところを述べてきましたが、311では地震・津波による筆舌に尽くしがたい被害が生じたことを、私たちはけして忘れてはなりません。311について、最初に原発事故や放射能汚染が語られることには、率直に言って違和感がぬぐえません。さりながら、あえて、写真を示すように、人類史上初めて、原発4基の共倒れ事故が起き、海洋への大量の放射能放出が現実のものになった、ということも、やはり直視しなければならない、冷厳な事実です。
たいへんなことではありますが、地震・津波のこと、原発のことを、ともに考えていきたいと思っています。(滝澤)
(追補:私は、このブログではあまり激しい表現はしないように、慎重に注意しているつもりです。しかし、この3号機の映像であったかどうかは忘れましたが、原発の爆発映像を評して、「バルブの爆破開放ではないか」と解説した東大の先生のことは、一生忘れることはないでしょう。一生忘れない、の含意は、みなさまの考えるところに委ねます。それから、1979年のスリーマイル事故以来、約30年間で、深刻な原発事故は、チェルノブイリと合わせて、3回と言われますが、メルトダウンを含む修復不能な事故を起こした原発は、30年で6基である、ということも、強調しておきます。注:4号機は、定期点検中で冷温停止だったため、メルトダウンはなかった、とされている)
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《フクシマは遠い地の話ではない》
“若狭原発”~関西の食と暮らしの安全を考える
http://info.kyoto-seika.ac.jp/event/special/2012/post-356.phpたいへんなことではありますが、地震・津波のこと、原発のことを、ともに考えていきたいと思っています。(滝澤)
(追補:私は、このブログではあまり激しい表現はしないように、慎重に注意しているつもりです。しかし、この3号機の映像であったかどうかは忘れましたが、原発の爆発映像を評して、「バルブの爆破開放ではないか」と解説した東大の先生のことは、一生忘れることはないでしょう。一生忘れない、の含意は、みなさまの考えるところに委ねます。それから、1979年のスリーマイル事故以来、約30年間で、深刻な原発事故は、チェルノブイリと合わせて、3回と言われますが、メルトダウンを含む修復不能な事故を起こした原発は、30年で6基である、ということも、強調しておきます。注:4号機は、定期点検中で冷温停止だったため、メルトダウンはなかった、とされている)
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《フクシマは遠い地の話ではない》
“若狭原発”~関西の食と暮らしの安全を考える
とき: 2012年3月3日(土)午後1時開場、1時半開始、5時終了
ところ: キャンパスプラザ京都 2階ホール
http://j.mp/e4AjFl入場無料・予約不要
パネリスト:
大沼 章子(未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター、元・愛知県衛生研究所環境物理科長)
村岡 美奈(京都弁護士会、東日本大震災による被災者支援京都弁護団)
中尾 ハジメ(京都精華大教員、著作に『スリーマイル島』『放射能の流れた町』『原子力の腹の中で』ほか)
細川 弘明(京都精華大教員、著作に『MOX(プルトニウム燃料)総合評価』『差別と環境問題の社会学』ほか)
主催: 京都精華大学・人文学部
といあわせ: メールkm285[@]me.com(細川)
または 電話 075-702-5339(京都精華大 教務課)
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内容およびパネリストのより詳しいプロフィールは
こちら↓を御覧ください。
http://j.mp/yUadVk
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シンポジウム全体としては、福島事故の現状をふまえ、関西で私たちがすべきこと/できることを考える、という観点から:
【1】食品汚染の現状にどう向かい合うか
【2】避難者の支援、現地への支援をどうするか
【3】若狭原発の再稼働問題にどう向かい合うか
【2】避難者の支援、現地への支援をどうするか
【3】若狭原発の再稼働問題にどう向かい合うか
という3つの軸で構成する予定です。
ゲストの大沼章子さんには、
*福島事故による食品放射能汚染の状況
*規制基準(とその見直し)についての現状・問題点
*中長期的な見通し
*C-ラボの活動内容と考え方、課題、今後の方針
*各地での市民の自主測定の動き、連携の可能性
ゲストの村岡美奈さんには、
*京都での避難者のおかれている現状
*支援にあたっての課題、とくに優先課題
*実際に始まっているさまざまな支援の取り組み
*被災者支援や賠償裁判の今後の展望
*被災者支援や賠償裁判の今後の展望
などについて、それぞれお話しいただくようお願いしてあります。
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