8月1日、東京・オリンピック記念青少年総合センターで開かれた、子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク、ファーストアクションミーティングに参加しました。私は、福島支援のグループに参加して、全国のみなさんと意見交換をしてきました。講演でもお話をして下さったハーメルンプロジェクトの主催者である、郡山市にお住まいの志田さんから、現地のようすを詳しく伺うことができました。
このグループ討論の書記を引き受けたことから(元来怠け者ですが、たまには率先して働くことだってあるんです!)、最後に議論のまとめを発表することになりました。(写真参照)
議論の要点としては、① キャンプや避難先の情報を伝達する際などに、インターネットにアクセスできる人とできない人のあいだに、情報格差があることから、全国的な紙媒体を作成することが必要 ② 赤十字等既存の義捐金は、民間のボランティア団体や自主避難者が利用できないことから、自前の基金を設ける(英語で発信し、海外のファンドを利用することも重要) ③ シルバーボランティアの活動分野として、高濃度汚染地の除染活動を担ってほしい ④ 避難先での避難者同士のコミュニティ作り、支援者同士のネットワーク作り、また両者のあいだでの連繋をつくること ⑤ 福島ナンバーの自動車へのいたずらや、避難先での子どものイジメなどに対して、人権問題としての取り組みが求められること。「避難権」を求める現地での闘いとの連帯 ⑥ 避難先でお母さんたちがリラックスできるサロン(マッサージを受けられるなど)をつくること(移動サロンも) ⑦ マスコミでは、なかなか取り上げられない現地のようすを伝える映像と、避難先での避難者や支援者のようすがわかる映像を相互に見ることができる、映像交流の場をつくる、といったことが挙がりました。
私は、以前から呼びかけている、被災者を海外留学に招待する取り組みができないか、ということを、この場でも訴えましたが、タイの文部省に知人がいるので、働きかけてみたい、とか、避難することにメリットやインセンティブがあることが大切、といった共感のご意見を頂きました。
全国のみなさんからパワーをもらい、共通の方向性や目標を見出すことができました。参加できて、とてもよかったです。
次回のアクションミーティングは、今月27日に予定されています。(滝澤)
(子ども全国ネットURL http://kodomozenkoku.com/)次回のアクションミーティングは、今月27日に予定されています。(滝澤)
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