11月23日の市民セミナー(分子ハーブ研究所主催)は、つごう15名ほどの方々にお集まりいただき、ひとまず成功しました。4名の講演者のみなさんのお話は興味深く、たいへん充実していて、もっと多くの人たちに聞いていただきたい内容でした。
誌上参加という形で、このセミナーにも資料をお寄せくださった、京都大学生存圏研究所の上田義勝先生のアレンジによる以下のシンポジウムが今週金曜日にございますので、ご案内します。
朝9時半から午後5時までの長丁場ですが、この種のシンポジウムは途中入退場は可能なので、ご都合に合わせて参加されてはいかがでしょうか。
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第2回 東日本大震災以後の福島県の現状及び支援の取り組みについて
日時: 2012(平成24)年11月30日 (金) 9:30–17:00
場所: 京都大学生存圏研究所 木質ホール3階
http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/images/Uji_Campus_2011_A3WH.pdf
京阪黄檗駅、JR黄檗駅からの順路(徒歩で6分から10分)
主催者: 京都大学生存圏研究所
共催: 国立大学法人京都大学・一般社団法人国立大学協会
申請代表者: 上田義勝 (京都大学生存圏研究所宇宙圏航行システム工学分野)
所内担当者: 上田義勝 (京都大学生存圏研究所宇宙圏航行システム工学分野)
杉山暁史 (京都大学生存圏研究所森林圏遺伝子統御分野)
ご来聴歓迎・入場無料・事前登録不要
連絡先
上田義勝
メール: yueda[@]rish.kyoto-u.ac.jp
Tel: 0774-38-4800
プログラム
09:30–09:40 開会挨拶 (生存圏研究所長 津田敏隆)
09:40–10:10 「福島の農林水産物に対する放射性物質の影響調査と安全を確保する取組について」
福島県環境保全農業課 佐藤清丸、二瓶直登
10:10–10:40 「イネによる放射性セシウム吸収に関する研究」
福島県農業総合センター 藤村恵人
10:40–11:10 「ICRP2007年新勧告の『現存被曝状況』における生活圏改善の方策と課題」
京都女子大学 水野義之
11:10–11:30 総合討論 I
11:30–13:00 昼食
13:00–13:30 「福島県内の農地における放射性セシウムの分布と農作物の放射性セシウム低減対策」
福島県農業総合センター 齋藤隆
13:30–13:50 「蛍光X線を用いたダイズのセシウム蓄積部位の検討」
京都大学 杉山暁史 (生存圏研究所)
大阪府立産業技術総合研究所 陰地威史、喜多幸司
京都大学 伊藤嘉昭 (化学研究所)
13:50–14:20 「セシウムを吸収しない安心・安全なイネの作出を目指したセシウム輸送体の探索」
島根大学 秋廣高志
14:20–14:50 「土壌・作物中ストロンチウム90の測定」
京都大学 福谷哲 (原子炉実験所)
14:50–15:05 休憩
15:05–15:35 「KURAMAの開発と展開の現状」
京都大学 谷垣実 (原子炉実験所)
15:35–16:05 「徒歩やオートバイによる高精細マッピングのためのKURAMAの最適化」
京都大学 佐藤信浩(原子炉実験所)
16:05–16:25 「農業総合センターとの連携研究について(除染及び農業分野への応用利用)」
京都大学 上田義勝 (生存圏研究所)
京都大学 徳田陽明 (化学研究所)
16:25–16:45 総合討論 II
16:45–17:00 閉会挨拶
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