2013年6月15日土曜日

8月16~19日・ふくしまっこイン宇治田原 元気回復キャンプ

   昨夏の宇治キャンプでお世話になった板倉さんから、情報掲載の依頼を受けましたので、今夏宇治田原で開催予定のキャンプ情報を以下にお知らせします。

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みなさんこんにちは。  
宇治田原の里は、さわやかな初夏の季節になりました。さてこのたび、町内で地域おこしや子育て支援・教育に関する活動をしている団体が、手をつなぎ協働して「ふくしまっこin宇治田原プロジェクト」を、発足させました。これは、原発事故の影響で、外で遊ぶことが制限されている子どもたちに、思いっきり屋外での遊びを楽しんでもらおうと、8月16日(金)~19日(月)の3泊4日で、福島県からの親子を宇治田原に招待する“ 元気回復キャンプ ”を開催するものです。 みなさんの、ご協力またご参加をよろしくお願いします。
プロジェクト代表   柘植 彩
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募集要項

※掲載予定のHP「子ども福島」保養情報の詳細項目によります。

1 応募条件
  保養プログラム名 ふくしまっこin宇治田原 元気回復キャンプ
  都道府県市町村  京都府綴喜郡宇治田原町
  募集状況     募集中
  募集締切     7月16日(火)
  受入地域     福島県内(現在在住の方)
  受入地域に関する備考  空欄
  受入期間     8月16日(金)~8月19日(月)※19日はイベントなし
  参加対象     親子
  参加対象に関する備考
           原則保護者が同伴する小学生(家族に未就学児、中学生がいる場合は要相談)
  受入人数     5家族15名程度

2 宿泊形態
  宿泊の形態    16日~17日はホームステイ、18日は宇治市内宿泊施設滞在
  参加費用     無料(京都府宇治市(JR宇治駅)までの交通費は各自負担)
  宿泊費用     無料
  滞在費用(食費など)無料
  現地までの行き方 その他

3 連絡先
  団体名      ふくしまっこin宇治田原プロジェクト
  連絡先      TEL 0774-88-2110
  担当者名     馬場 哉(ばんば はじめ)
  Email      fukushimaujitawara@gmail.com
  HPアドレス    ふくしまっこin宇治田原公式Facebook開設
  その他補足事項  「京都の田舎まちの親戚に泊まりで遊びに来た!」と思っていただけるような家庭的なプランです。末永くお付き合いしていただきたいので、飾らずお迎えさせていただきます。

2013年6月8日土曜日

被災地へ行こう!実践編  陸前高田カモメネット ~その2



陸前高田カモメネットの畑は、漁港の見える少し小高い丘にあります。この丘の上に建っていたいくつかの民家は津波によって流されてしまい、その跡地を借りて畑にしているそうです。高台移転という“合意”のもと、現在、空き地となってしまった民家の跡地を今後どうするか、ということははっきりしていない、ということで、そのまま荒れさせてしまうよりは、花や野菜を植えて、景観を保ち、人々が憩える場所にしたい、というのが代表の後藤さんのお考えだそうです。
 今回お手伝いした農作業は、雑草の草むしりや水撒きなどが中心で、比較的軽作業でした。そのため、疲労が尾を引くようなことはありませんでした。ただし、土入れをしたり、耕したりする作業が中心となることもあるようですから、ボランティアとして参加する方は、作業内容を事前に確認して、自分の体力や資質がマッチするか、よく検討してから参加するとよいと思います。私は、いつかまた行ってみたいと思っています。
 作業後に宿で聞いた後藤さんのお話は、たいへんに壮絶な内容で、聞きかじった者が不正確に伝えてしまうことを恐れますが、遺体収容所で何百人ものご遺体の見分に立ち会ったこと、身内に犠牲者が多かった者同士は、香典のやりとりをやめることにしたことなどのお話が印象に残っています。機会があれば、ぜひ、被災地・被災者の声に直接触れて欲しい、と思います。

7万本もの松林を一望できた道の駅・高田松原の現在の姿
 
 陸前高田市内では、かさ上げ・土盛り作業が始まっていますが、かさ上げのための土を採るための山の切り崩しや、かさ上げした土地の液状化に対する心配も、当然ながらあるそうです。いずれにせよ、拙速にことが進むことのないように、願うばかりです。
 それから、同行した大勢のボランティアの方々は、つわ者ぞろいで、月に一回は被災地に通っているといった人が何人もいました。被災3県を順番に廻っているという方もお出ででした。関西に住んでいることを言い訳にして、現地でのボランティアに二の足を踏んでいた我が身が恥ずかしい。ボランティアとしては、まだまだ私は「あまちゃん」です。(滝澤)        
道の駅の前の追悼施設で犠牲者に哀悼の礼を捧げる