2011年10月9日日曜日

文部科学省、埼玉・千葉に続き
東京・神奈川の汚染地図も発表(10月6日)


 当ブログでも群馬・栃木の汚染について9月28日付でご紹介しましたが、9月29日には埼玉・千葉の汚染地図が発表され、この6日には東京・神奈川の航空機による放射線測定結果が発表されました。
 埼玉・千葉については、地上での放射線測定ですでに指摘されてきたように、千葉県の柏市や流山(ながれやま)市などが1平方メートル当たり6万~10万ベクレルの比較的高い汚染レベルになっています。埼玉県の場合、三郷(みさと)市や秩父市、小鹿野町(おがのまち)などで1平方メートル当たり1万~3万ベクレル(一部で3万~6万ベクレル)の汚染レベルになっています。
 東京西部では、葛飾区(一部3万~6万ベクレル)、江戸川区、足立区などで1万~3万ベクレル(いずれも1平方メートル当たり、以下略)、東京東部では、奥多摩町の広い地域で3万~10万ベクレル、檜原(ひのはら)村(一部3万~6万ベクレル)、青梅(おうめ)市、日の出町、あきる野市などで1万~3万ベクレルの汚染となっています。
 神奈川県では、相模原市緑区、清川村、山北町などで、1万~3万ベクレルの汚染となっています。(いずれも、セシウム134とセシウム137による汚染レベルの合計を9月18日現在に換算した値)
 現在、文部科学省による航空機による放射線測定は、岐阜などで引き続き行われています。今後の汚染対策を考える上でも、放射能汚染の全貌を明らかにすることがぜひとも必要であり、調査範囲の拡充を引き続き求めて行くことが重要です。
 なお、千葉県柏市の清掃工場の操業中止のニュースもあわせてご紹介しておきます。ゴミ焼却施設や下水処理施設、汚泥処理施設への放射性物質の集積が続いており、こうした施設で働く労働者の被ばく対策、健康管理の徹底もまた、喫緊の課題です。
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清掃工場:焼却灰汚染濃度高すぎ…炉休止 千葉・柏市(毎日新聞WEB版 2011年10月1日)

 東京電力福島第1原発事故の影響で、清掃工場の焼却灰が高濃度の放射性物質に汚染された問題で、千葉県柏市は30日、市内の2清掃工場のうち、現在の国の埋め立て基準(1キロ当たり8000ベクレル)より汚染度が高い焼却灰を出している同市南部クリーンセンターの運転を当面休止する方針を明らかにした。放射能汚染で清掃工場が休止になる事態は、環境省も「報告がない」と話しており、全国初とみられる。

 同市によると、新型焼却炉を備える同センターと異なり、もう一つの清掃工場は施設が古く、同量のごみを焼いても、焼却灰の量は多いが、汚染濃度は埋め立て可能なレベル以下のため、同センターのごみも一緒に焼却することにした。同センターは9月7日から定期点検で焼却炉の運転をストップ。同センターの焼却灰からは6月、最高で1キロ当たり7万800ベクレルの放射性セシウムを検出。埋め立て処分できずセンター内で保管が続く灰は143トンで保管スペースは残り30日分しかない。【早川健人】

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